オススメのアフィリエイト紹介してます

楽天ブログ ブログURL https://plaza.rakuten.co.jp/ayachannel/ アメーバブログ(PC版) https://profile.ameba.jp/me WordPressブログURL http://httpayachannelwpxdomainhome.wordpress.com ブログ名 YouTube ayachannel サイトのタイトル プロ野球ニュース Twitterアカウント Youtubeayachannel

2019.11.11 ソフトバンク平石コーチ「多少、複雑な思いあった」

ソフトバンクに新たに1軍打撃兼野球総合コーチに就任した前楽天監督の平石洋介氏(39)が11日、秋季キャンプが行われている宮崎市アイビースタジアムで就任会見に臨んだ。背番号は78。

f:id:youtubeayachannel:20191111180149j:plain

同一リーグの敵将として直前まで対戦した相手球団から招く異例の人事となったが「多少、複雑な思いはあったが、覚悟をもって決断した」と言葉に力を込めた。また「選手をまず、みること。それから選手とのコミュニケーションをとって、決して一方通行とならないように、選手にとって何が重要かを見極めていくのが大事」とコーチングについて持論を披露した。1軍打撃兼野手総合コーチという立場については「工藤監督からも全体を見てもらいたいという言葉もいただいたので、これまでのやり方も理解した上で貢献できたらと思います」と話した。三笠杉彦GMは「課題のひとつである野手強化について高い能力を発揮してもらいたい」と期待した。

小学校卒業まで大分で過ごした平石コーチは「また九州にもどってこれるとは思わなかった。うれしく思います」と“九州出身”としてソフトバンクの来季のリーグ奪回、4年連続日本一への貢献を目指す。

ソフトB 平石コーチが入団会見、前楽天監督「トライしようと思った。覚悟を持って決断」

f:id:youtubeayachannel:20191111180306j:plain

 ソフトバンクの打撃兼野手総合コーチに就任した前楽天監督の平石洋介氏(39)が11日、秋季キャンプを行う宮崎・生目の杜運動公園で入団会見を行った。ライバル球団の監督からコーチへの就任に「早い段階から熱心に誘っていただいた。考えることもあったが、異例かもしれないがトライしようと思った。僕自身、覚悟を持って決断している」と語った。
新しいユニホームに袖を通し、「久しぶりに気持ちが高ぶっている。ユニホームが似合ってるか、一番心配。本多コーチに似合ってるか聞きました」と笑った。本多内野守備走塁コーチにつぐ、若いコーチとなる。「選手とチームが良い方向に向くため、本当に腹割ってつきあえる関係にならないといけない」と話した。

 中学から野球留学で大阪へ移ったが、大分出身の新コーチ。九州唯一の球団への入団に「(九州は)小学生以来。想像していなかったし、嬉しく思う」。福岡のファンに向け、「僕のことを知らない方もたくさんいると思うので、一日でも早く名前と顔を覚えていただけたらと思う。背番号78です」と猛アピールしていた。

楽天監督の平石氏がソフトバンクキャンプ地入り「異例だがトライしていこうと」

f:id:youtubeayachannel:20191111180507j:plain

ソフトバンクの新コーチに就任した平石洋介一軍打撃兼野手総合コーチが、11日に秋季キャンプ地の宮崎市で就任会見を行った。

 今季は楽天で監督を務め、退任直後に同一リーグのコーチに就任する異例の“移籍”となったことについて「正直、考えることはあった。しかし早い段階から熱心に誘っていただいた。たしかに異例と思ったが、そういうこともあっていいかなとトライしていこうと思った」と静かな口調で語った。

 

 「まずは選手のことを知って、チームや選手がいい方向に行けるようにやっていきたい。これまでもその一心だった。まずは腹を割って話せる関係を作りたい」とコミュニケーション重視の方針。この日からチームに合流し、21日までの秋季キャンプ最後日まで指導にあたる。

楽天の要職就任を断った平石前監督。その『覚悟』は本当にすごいと思います/デーブ大久保コラム

f:id:youtubeayachannel:20191111180654j:plain

すごく昔のことに感じますが、2週間前の日本シリーズは、ソフトバンクが巨人に4連勝して、あっけなく終わってしまいました。

その日本シリーズ中にも各チームのさまざまな人事が進んでいました。デーブ的に気になったのは古巣・楽天。平石(洋介)監督が契約満了の1年で退任し、二軍監督の三木(肇)監督が誕生しました。

昨季6位のチームを、Aクラス入りさせた平石監督。私の感覚として、最下位のチームが3位に入るというのは並大抵のことではない。それでも1年限りでの監督交代。推測で申し訳ないのですが、石井(一久)GMの目指す野球と平石監督の采配にズレがあったのではないでしょうか。GMは何も言わず平石監督に采配を1年間任せた。その中でGMが目指す野球とは違ったのでしょう。そうとしか考えられないです。

 平石監督の中では、来年こそは、という気持ちでいたと思います。しかし、石井GMのおメガネに叶わなかった。こればかりは仕方がないことです。そして、石井GMは、二軍統括というチームの根源を担う要職の打診をしました。でもやはり一軍監督を経験したプライドがあるのでしょう。これを受け入れず退団の道を選びました。この決断に平石監督の「意地」を見ましたね。

 多分、楽天側は、この要職についてどういう形でやっていくのか、はっきりとしたプランが見えていない状況で、打診したと思います。これもデーブ推測ですが、平石監督の中に一軍のトップまでやったのに、もう一度二軍? と思ったはずですし、生半可な決意で一軍の監督は受けていないと思います。それを踏まえて断りを入れ退団したのでしょう。

 皆さんの場合で考えてください。会社を突然クビになったあとに、これから作る新部署でもう一度働いてほしい、と会社側から言われたらどうしますか? ほとんどの人は無職になりたくないでしょう。それを受け入れ、もう一度、働かないですか? しかし、平石監督は堂々とそれを断って潔く退団した。

 ここに平石監督の「意地」があったと思います。昨年の監督代行と今年の監督を務めた上での「自信」があったのだろうと思いましたね。この行動は、潔ぎよくないですか?

 私は彼と楽天で監督とコーチの立場で仕事をしました。ただ、指導者としての「覚悟」を、当時はまだそこまで感じられなかったのも事実です。一方で、選手のことを最優先に考えるいいコーチでした。それを見ているだけに依頼された職を引き受けてもよかったのでは、とは思っていました。しかし、今回の件で、私よりも数倍の「覚悟」を持って戦っていたんだと感じました。

 だからこそ「平石カッコいいよ」と言わせてもらいます。

 さてデーブ的には石井GMの気持ちや考え方も分かるので、それは次号で話します。

週刊ベースボール』2019年11月18日号(11月6日発売)より

PROFILE
大久保博元/おおくぼ・ひろもと●1967年2月1日生まれ。茨城県出身。水戸商高から85年ドラフト1位で西武に入団。トレードで巨人入りした92年に15本塁打。95年現役引退。野球解説者やタレントを経て、2008年に西武コーチに就任し日本一に貢献。12年からは楽天打撃コーチ、二軍監督を経て15年に一軍監督に就任した。15年限りで辞任し、16年から野球解説者をこなしながら新橋に居酒屋「肉蔵でーぶ」を経営している。