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2019.11.5 大竹ワンポイント…稲葉監督 攻めの継投裏目 逆転勝ちもプエルトリコ戦へ課題[侍ジャパン]

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◇5日 「プレミア12」1次ラウンドB組 日本8ー4ベネズエラ(台湾・桃園国際球場)
 攻めの継投が裏目に出た。自信を持って送り出した救援陣がリードを守れずに逆転を許すとは…。前日の記者会見で「強みはディフェンスと機動力」と胸を張った稲葉監督にとっても想定外の展開だった。

 悔やまれるのは1点リードの6回だ。2イニング目に突入した山岡がつかまった。3連打で同点を許し、なおも1死二、三塁。右打者を迎え、大竹にスイッチした。

 内角をシュートでえぐり、ゴロを打たせるのが持ち味のベテラン。建山投手コーチが「もともとのチームと同じ使い方をする」と説明した通りのワンポイント。ところが、ここで齟齬(そご)が生じる。内野陣は前進守備を敷かず、二ゴロの間に勝ち越しを許した。

 2死三塁で左打者に対し、送り込んだ左腕の中川も止められない。146キロの直球をはじき返され、二塁内野安打。もう1点を失った。

 先発の山口は4イニングを5安打1失点。「三者凡退がなかったのでリズムは作れませんでしたが、最少失点で後につなぐことができたのは良かった」。言葉どおり、毎回走者を出し、先制を許しながらも粘った。

 「初戦は勝つのが一番大事。まずは相手に先制点を与えないのと、こちら側がしっかりと先制点を取ること。大会を通じて点を取られても慌てないという。ビハインドになったときは1点1点返していく」と話していた稲葉監督。できたこととできなかったこと…。整理をして6日のプエルトリコ戦に臨みたい。

侍ジャパン 六回に逆転許す 山岡、大竹、中川の小刻み継投も3失点

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五回に菊池、鈴木の適時打で2-1。流れを引き寄せたかに思われた。だが、直後の六回に2番手山岡が無死一、二塁のピンチを招き、元ヤクルトロメロに左翼線へ適時二塁打を打たれた。

 その後、1死二、三塁から大竹が救援。初球シュートで狙い通りに詰まらせたが、二ゴロの間に三走が生還。2-3とされると、さらに2死三塁から4番手中川が二塁への適時内野安打を打たれ、2-4とされた。

侍ジャパン 先発の山口は4回5安打1失点で交代 粘りの投球もリード許す

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 侍ジャパン山口俊投手(巨人)が初戦の先発マウンドに上がり、4回5安打1失点。全てのイニングで走者を出す苦しい投球となった。

一回は先頭、2番にいずれも初球をたたかれ、安打を許した。2球で無死一、二塁とピンチを背負ったが、3、4番をフォークで連続三振。5番もフォークで二ゴロに仕留めた。

 二回は先頭を四球で歩かせたが、後続をピシャリ。三回は1死から中前打を打たれたが、続く3番カストロを投ゴロ併殺打に仕留めた。四回は2安打と四球で1死満塁から遊ゴロ併殺崩れの間に、先制点を献上。味方打線が三回までノーヒットと苦しむなか、先制点を献上した。


2019.11.5 世界野球プレミア12 開幕戦 侍JAPAN 日本代表VSベネズエラ代表 第1戦 試合前稲葉監督 チームメイトを鼓舞する

 


2019.11.5 世界野球プレミア12 開幕戦 日本代表VSベネズエラ代表 二回表 山口の好投